マンガらしい、すてきなマンガ

shio_nin2005-05-30

こうの史代さんの絵はむかしどこかで見た気がする・・。


とてもコミティア的な漫画家さんだし(うまくいえないけど・・大学の漫研に入ってそうとかつげ義春高野文子さんが好きそうとか・・・)と思ってたら全くそのとおりで、コミティアに参加している方だった。
http://www.comitia.co.jp/info_kono_hagaki.html

ののの屋ってそうだなんかよくパンフで見かけたよ。
(見本誌読書会で人気のある人はけっこう同じだから常連サークルさんはいつの間にか覚えてしまう)
わー。というか「みりめとる」さんも覚えてる。小田扉さんだったのか・・・。


むかーしまだモノレール沿線の東京流通センターで開催してた頃、友達の手伝いに行ったり、たまに机並べてちまちましたものを売ったりしたものでした。なつかしい。
その子は今は立派にプロの漫画家さんになって、それだけで食べて行っているのです。すごい!えらい!
10年も経つと、そのころ有望だった人がそのままあっぱれに世に出ていたり、いつのまにか音信の途絶えている方もいたり、いろいろ分かれるなぁ。(ちょうど野火ノビタさんがセンチメントの季節でスピリッツに出て来た頃かな?今市子さんもいらしてた)

同人誌は買うと高いのでたいてい旅行記やデザイン的にかわいい小さい本しか買わなかったけど、今思えばいろいろ挑戦すれば良かったなぁー。
同人誌ってパロディー主流でいいイメージないけど、ここのは本来の同人誌的というか(えーと日本ブンガクの歴史で使われる方の意味)骨太なマンガ好きな人が多くて好きだったなぁ。もうだいぶしばらく行ってないから今の雰囲気は知らないんだけど。


山名沢湖さんもご活躍中(たしか突撃蝶々って名前だったか)。
単行本けっこうでているので読んでみたいなぁ。今はどんなかんじなんだろ。
「かわいい」をいっそ「か!」しか言わない女子とか、つきあう彼氏がことごとく本でつっこみ入れると死んでしまって、スタジオボイスのときは「そういえばやつはサブカル信者だったか・・・」とか妙に今でも覚えてるなぁ。
りぼんの陸奥A子さんやおーなりさんとも違うし、大島弓子さんまで時代は下がらないし、冬野さほさんみたいなビレバン路線でもない、不思議な立ち位置のメルヘン文学女子マンガだったなぁ。

白のふわふわ―9 clouds of Yamana world

 

スミレステッチ―7 stitchers of Yamana world



風街茶房と高野文子さん
http://www.kazemachi.com/special05/garo/garo_no000-011/garo_f1_no001.htm

あ、中村佑介さんの表紙がキラリ☆と光るユリイカムーンライダース特集。
http://www.seidosha.co.jp/eureka/200506/