骨餓身峠死人葛

でも最近まったくもって逃避でファンタジーやメルヘンにどうも偏ってていかんと思った。
もっと肉体的にフィジカルに人間の業とかよく分からないけど見て見ぬ振りしてしまうあの辺だ。


でもこれは飛び過ぎだ。(どのタイトルも凄過ぎる)
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不勉強もので毎度「へー」と言ってばかりだけど
火垂るの墓しか知らなかったけどこんなにハードボイルドな方だったとは・・・。
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さいきん飽食と言うか飢餓感がないと言うか、肉体的に苦痛を受けることはさほどなくて(デスクワークで徹夜くらいか。でもそれもちょっとメンタル寄りだわな)、こーゆー焼跡的な大脳辺縁系で生きる的なものが必要なのかもしれない。
失業率とか言っても、なんだかんだ言ってフリーターでもなんとかなるさーと思えてしまうのが今の日本だし。ほどほどに安全だし。タコ部屋で腐臭とか汚水にまみれムカデに足をくわれながら労働とか言う世界は36階のオフィスからは想像できない。(どこかでそれは存在するのに。一泊60万円のスイートルームがどこかに存在するのと同様に実感湧かねぇ)
命ぎりぎりの生きてくための必死さとか、大変さとか、ぴんとこない。

・・うーん。うまい言葉がでてきません。
(小学生の殺傷事件とかそんな気もしたけど、でも本来は「バトル・ロワイヤル」もその辺のテーマを扱っているんだよね?読んでないので断言できないけど。なのにみんな違うとこばかり影響受けちゃっているような。野坂先生びしっといったってください。)


しかしどれ読んでも凹みそうなので私も手は出せないだろう・・・。