ひとりごとですよ(どれもそうだけど)

shio_nin2004-07-12

学生ビザの切れた友人が一時日本に戻ると言うことでひさびさの逢瀬。なんでいつでも僕達の待ち合わせはスタバなんだろうね。


いろいろいましなくても別にいいような話をえんえんとした。
数年に一度しか会えないのに、会えばいつでもこの間会ったみたいで、そのときは時間も場所もいつでもなくどこでもないことになる。


ふしぎだー。



はなしたことといえば。

なんかNYでも風邪がはやっているらしく、機内でも2割の乗客がひどい咳をしていたとか。
あなごさんは27歳らしいので、ぼくたちはもう「あなごくん」と呼んでいいんだ!とか。
京極堂映画化キャスティングに対する煩悶とか。
荷物をパッキングしていたらテレビでブラピのインタビューが始まったのでつい手が止まってしまい、徹夜するはめになったとか。
(乙女だな!でも君のラブツートップなジョニー・デップスティーブ・ブシェーミが出ていたらどうなったんだい?
たぶんずっとほうけてて出発できなかった、と。乙女だね!)
華氏911は絶対見ておけよ、とか。
(もうすぐアメリカでは選挙戦でそれに合わせて先日上映が始まったばかりとかで、ポケットに入れっぱなしの半券を出して熱くブッシュ一族の「あり得なさ」について教えてもらった)
フセインが捕まったときも予備選ぴったり直前で、いかにも操作しているっぽいし。さすがにネットはびこる情報社会で、そこまであからさまな幼児的なアピールしても・・・と思うけど。
しかも、フセインの潜伏していた穴もほんとはそんなのなくって、「ここから見つけだした!」という演出のためにわざわざ掘ったらしいよ。


南翔饅頭店の行列がなくなったのでこの機にチャレンジ。
どうみてもすいているのに無理に奥から相席にしないで欲しかったです。でも小籠包は確かにおいしかった。でも話しながらだとみるみる冷めてしまうのであまりむかなんだ。
いろいろついてくるコースを1人前頼んで半分こして、あとはかぶってないメニューをアソートで、といういやしんぼな方向性が全く一致していて、胃袋の指向が近い友と言うのはすばらしい、と改めて思う。


なんか視線を感じたので移動してIDEEカフェでお茶に。
「当然スイーツ、しおさん行くよ、ね?」といつもの口元に手を当てつつちょっと視線を斜め下に(でメニューの辺り)、なしぐさ。
あまりにいつもすぎる。
人間の癖とか、生き様は、こーゆーささいなことほど残るものなのだろう。
で、いっときました。武士として断れるはずがなかろうて。
まだおなかいっぱいだけど、我が選択に悔いなし。


たっぷり話してお別れ。
また会えるのはいつだか分からないのに、私はこれでよかったのだろうか、楽しんでいただけたのでしょうか、といろいろぐるぐる考えつつ、それを言えば一期一会だよ、とあっさりどーでもよくなって帰路につく。おみやげにもらったラメに光るクラゲを瓶に詰めたような半透明のマニキュアを塗ってみる。
あれだ、目指せヒルトン姉妹だ。この間覚えたばかりの言葉を使ったよ。
あとかわいいチョコをもらった。ジンジャー味と書いてある。


おいらからは借金7ドルと、CD-Rとロル製十三夜お守りを。
なんでも芸事の神社のものらしいので。薄いエメラルドグリーン地に刺さる金糸がきれい。
(最近昔ながらの「お守り」がかわいいなぁと気になっていて、北野天満宮のうさぎ年お守りを通勤みつばちトートにこっそりくっつけ中。細長い小さめサイズでうす水色(ちょっとシルバーがかっている)に白とオレンジと金の糸で刺繍されていて実は相当かわいい。他の干支もすてきでした。しかも数百円。)



小さいけれど、写真集とか出している出版社にデザイナーとして就職が決まったと、10月からはついに労働ビザがおりるらしく、ほんとうにおめでとう。
君は私が思う「ただしくあるグラフィックデザイナー」な女の子なので(あと「だいすきなセンスを持ったデザイナー」)今後の活躍がたのしみなのだ。


わたしはわたしで、方向や分野は違えど、心意気だけは負けずに東の小さい島のへんなビルの中で、昨日はなかった何かをこの世界に作り出していけたらと思います。
芸事の神様、よろしくね。

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今日はいつもにまして、独り言なんですけど。
ここまで読んで下さった方は殊勝な方。いいひとだ。いいひとだ。と奉ってみます。イイコトアルヨ!タブン!