美しい星

三島さんは「近代能楽集」と「レター入門」しか読んでなくてどちらも知的で無駄がなくて、なのにぜいたくな感じですごすぎる、とそこで止まっていたのですが、ついに御借りしたので長編初挑戦。


・・・・うわー。1ページごとに「ずるい!」って表現が出てくる。知らない見たことない単語が漢字が美辞麗句が出てくる。なのに読みやすい。美しい。す・・・すごい。


空の表現や、なにもないとわたしは思ってしまう空間にほんとうはあるものの現し方が特に・・・えーとわたしにはもう「!」としかかけない。筆力足りませんので。ええ。言葉を仕事にしてるんだから人より巧くて当然と村上さんもおっしゃってましたが、それにしたって・・。


今日読んだところでは林檎の皮の色のところがすてきだった。


ジャンプは死神がリンゴを入るだけ口に入れてた。