推定3万歩の2日間

shio_nin2004-03-28


土曜日・銀座・うち山は予約で満席とぼとぼとスワンカフェに
パン屋さんと並びの喫茶店だからおいしそう、と頼んだサンドイッチが
美味。美味。まんぞく。
コッペパンにたくさんの野菜とサンドした
和風ソース豆腐ソテー or
フライドトマト。揚げトマトなんて初めて食べた。


うち山はこんな小娘に店主自らわざわざカウンターから出て
名詞を手渡ししてくれて感激。再訪をかたく胸に誓う。


通りのこぶしや若葉を愛でつつ銀座の番地を下る。
八幡信一さんの写真展はずるいくらい素敵でした。
ちょっとパステルでブルーがかっているのに原色で鮮やかな色とか(ちょい佐内さん系?)このみこのみ。
薄い青空に笹の葉とカラフルな短冊が写ったのとか小さいコートの兄弟の背中とか、いいなぁ。
子供写真って表情の引き出し方とか、そのいい瞬間をすかさず切り取る瞬発力とか、そうとう大変だと思うんだけど、それができる人ってきっと本人も楽しいことに欲張りですてきな人なんだろうなぁと思う。


で、賄賂に数寄橋は不二家でぺこちゃんのほっぺ(深く考えると猟奇的な商品名だ)を買って現実に戻る。


六本木ヒルズ赤坂見附→ふたたび銀座


カレル・ゼマン耐久レース9本。


6時間フルマラソンはやはり体力的にきつく後半はうつらうつらしつつ・・。
でもどれもおもしろかったです。
人形劇なのに1時間の長編が多く、途中からよく動きころころ表情を変える人形たちに、コマ撮りアニメだということも忘れてしまった。


代表作とされる「水玉の幻想」はほんとすごかった・・・。
ガラス細工のバレリーナが4頭立ての馬車がくるくるいきいき動くのです。
信じられぬ世界・・・。


あと容赦ない血塗られストーリーのカラバートとか魔法使いの弟子の話もすごかった。あれを子供に見せたら絶対トラウマ。絵も呪っぽい中世の黒い森を思わせる切り絵だし。すごいな。チェコやドイツの子供はがんじょうだ。
(MONSTERのヨハンとかね!)


共産圏でアニメが発達したのも、こーゆーちまちまとした作業に人件費とか気にせずに思う存分国の名の下時間や人手を費やせたからなのかなぁと妄想してしまったけど実際の所どうなんでしょう。
いまだったら、中国のおかげで精巧精密フィギュアが200円で買える、みたいな。みたいな。


で、上野で朝からおんせーん。てんねーん。森鴎外
そして人がゴミのようだよはははははと何かのビームを発したくなる上野駅公園口スタートでお花見。
東照宮
不忍池
弁天様。
この辺りは人々の服装を脳内ですりかえれば、わりと100年前と変わらない気がして。鴎外や漱石たちもこの桜を見たのかしらねぇ。と妄想。


そのまま本郷に行き、東大校内に手引きしてもらって侵入。
医学部の前の桜は他よりちょっと咲きがよい気がして、たぶん、なにかが、埋まっているのだよ。
そしてこの桜を小沢君や佐藤さんが見たのかしらねぇと妄想。桜を見ろ。


薬膳カレーを食べる。んまい。
すてきなプレゼントをいただく。よんだ。
そして美人さん人形が2体お目見え。ももこさん。
合わせて十数万の市場価格。ごいす。


さらに地下鉄飯田橋・九段下・千鳥が淵。わー。花霞。
屏風絵みたいなできすぎて嘘くさい満開の桜。
名所といわれる理由はあるな、と思った。
お堀のボートはディズニーランドなみの待ち時間。
インド人もびっくりさ。
というかインド人がいっぱい乗ってた。


そしてさらに秋葉原に行って箱とか中身とか探索。
マックは自作できないから(プロはできるのかもだけど)、ふしぎだなぁ。
アルミの冷蔵庫みたいなのがかっちょよかった。


そして肉を食べて帰った。まんせー。(万世のほうだよ)