ハチミツとクローバー6巻

shio_nin2004-05-19

と、入力した人は今日なんにんいるんだろうね。
もう昼休み本屋で買ってから早く読みたくって
いつもはじっと左側でふきだまっている
地下から地上までのロングエスカレーターも
駆け上がっちゃうしまつサ☆


じ・自分探し・・・?な展開はちょっと
ひきのばしさくせん・・・?
って気がしたけどオトコマエ乙女系なギャグも
ちらほら復活してきたし、満足です。
藤原デザインのみんなが最近愛しすぎて愛しすぎて・・・。


ああ、あと羽海野さんが雑誌のインタビューで
「呪われた血=メガネスキーの遺伝子」
について淡々としかし熱く、それは熱く語っていたのを
友人の家で見てデジカメにおさめてきたので
ここにいつか載せたい。Hさんぜひ見て下さい。(名指し)


しかしこんなことになってくると
だんだんメガネラブとかいうのがネタじゃなくなって
言うのやめようかと思ってくるあまのじゃくなおいら。
本日結成! モア眼鏡部
何度も言うがメガネは無機物です。



あとそこはかとなくずっと気になっていた
クラフト・エヴィング商會 の本が文庫になっていたので購入。


「そこの遠い場所」 ちくま文庫


博物学や図鑑のふりして、嘘といえなくもないけど
空想の世界を写真や図版でほんとにあるのかもと
思わせてくれる。いや、ほんとにあって
この人たちはそれを採取してきたのかもしれない。


遊星オペラ劇場、星屑膏薬、夕方だけに走る小さな列車、
エコー・ハンティング、ガルガンチュワの涙という蒸留酒
雲母でできた本、忘却事象閲覧塔・・・。


「じつは、わたくしこういうものです 」

こちらは職業インタビュー。冬の図書館のシチュー当番に私はなりたい。
(なりたい職業ベストスリーは国々を巡る吟遊詩人か世界の果ての灯台守か銀河鉄道の車掌)


月光密売人・三色巻紙配達人・沈黙先生
ひらめきランプ交換人・コルクレスキュー隊・哲学的白紙商


こーゆー設定ものファンタジーはたまらんです。
村上春樹も好きです。(どさくさ)
「水瓜糖の日々」をつぎに読みたいと思ってますが
シルさんに貸してもらった「ふたごのプラネタリウム」が
きっとすてきにちがいなくもったいなさすぎて
手をつけていないのだけど、そろそろかなぁ。


世の中ほんと、すてきなものであふれていて
映画だって淀川先生が「これを観なくて死んでしまったなんて!」
と嘆いてそうなものが毎年ばんばん作られて
でも私は白黒映画の時代のものすら観るべき映画を
見てなくて、まぁ多分観ないまま死ぬんだろうけど


小説もずっと最後まで読めないコンプレックス(なんだそりゃ)
があって名作と行ったものも今年のベストセラーも
全然読んだことなくって。もったいない。もったいない。
おばけがでるぞぅ。


ようやく「話に落ちを付けなくても、
白黒けっちゃくつかなくても、
それでいいのか。むしろそのもやもやとした
言葉にできない感情のおりが終点なのだ」
と分かってからぽちぽち本を読んでいます。

死ぬまでにはおばけが枕元で「あれよんどけばよかったのにな」
とぶつぶつ言ってこない程度には修練積んでおきたい所存。


ソムリエ推奨の高村薫さんも今日みた文庫の表紙が
高野文子さんだったのでいつか・・・いっときたいリストに
どんっと。追加しました。よこしまですみません。




どこまでいけるものか。メモメモ。
図書館でうまく補填したいけど、気に入った話は
手元に置いときたくなって買ってしまって
結局当分読まなくて、その体積分を無駄に使って
私はその体積分を「自分のものにした」と勘違いして
裸の王様のように悦に入るのだろう。


話がそれた。とにかく住民税月1万2千円分の
もとはとってやりたい。ん。だ。よ。


でもあとしばらくの間電車内は逆転裁判。3まできたぜ。