I just want to tell you ’Hello’

shio_nin2005-10-11

いちにち経つと、栗ごはんごときでなにをそんなにおセンチになっているんだね、君はと思ったが
あー。ちょうど図書館で返却棚に入ってたんでついでに借りた「センセイの鞄」がいけないんだと分かった。
まえにキョンキョン(まだ私は小泉さんの事をこう呼んでしまう)がNHKでこれが原作のドラマに出ていて、ちょっと気になってたのもあって。前読んだ川上さんの短編はみょうに口語すぎて(なんだろ、なれなれしく思ってしまうと言うか。あまりに力抜け過ぎで友達が突然ファミレスなのにでそんなことまで!?ってことを全部話しちゃってるみたいなきもちになる。)、みょうにセンチメンタルでどうもあわなかったんだけど、これはほどほどに孤独な感じがして好きだ。まだ読み途中だけど。センセイも好きだ。うん。確かに私は先生好きだ。
どうもツキコさんと重ねて見てしまう部分多々ありだが、30才前後の女の人くよくよセンチメンタル小説もたいがいこんなの読んでシンパシー覚えてどうするんだ、と思っていたのに。月子さんなんて40がもうすぐな女の人だった。なのに私以上にひとりでたんたんと飲み屋さんで飲んだりして暮らしてて、私以上に帰り道が分からなくなって、私以上に子供っぽくて、読んでて心配になる。そして日本にたくさんこの話に共感する人がいるから、この作家さんは人気なんだよな、と思ったらちょっとわーって涼しくなった。なにがわーかはしらん。でもいい話だ。いまは島に遊山に行くあたりを読んでいる。


 装丁がよいかんじ わら半紙っぽい軽さの本文紙も



あといまiTUNEランダムで来た曲がなつかしい。
改めて聞くとよい歌詞だなぁ。タイムマシンで猫がやってくるはなし。(ドラえもんじゃないよ)
英語のアクセントで「セイショウナゴン」とか「ル・カマクラ」って言うのいいな。
cat from the future. http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=75665448&selectedItemId=75665141
このアルバムはどうも湿っぽくなるな。好きな曲ばっかりだけど。
Alcoholも歌詞がおもしろいし。フランス語のレッスンはつたない弾き語りがかわいすぎてずるい。
私の人生、人生の夏はあとでピチカートファイブ版もできたなぁ。これもいい歌詞だ。
野宮さんはからっとあっけらかんと、人生を歌っていた。
夏木マリさんが歌ったらものっそ重くなるんだろなぁ。